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チワワの病気と症状と対策




チワワの病気と症状と対策



その小ささが愛らしさの決め手のチワワ。
小さいからといって特別弱い体質でもなくケガばかりしているわけでもありません。

しかし、小さいがゆえの危険もあります。
病気に関する知識を持ち、予防を心がけましょう。

お手入れタイムは体のチェックタイム。
普段のオシッコやウンチの変化を観察するだけでも、病気の予防や早期発見につながることがあります。



水頭症(すいとうしょう)

脳脊髄液が頭蓋空内に大量に増え、脳の一部を圧迫して様々な症状を引き起こします。
この病気は先天的にかかえているケースが多く、まれに事故による頭部の損傷によって発症する場合があります。

すぐに生命の危険に陥る病気ではありませんが、薬物療法、手術などを行っても、完治は期待できないといわれています。

〜こんな症状があります〜

 ・痴呆
 ・まひ
 ・運動失調
 ・視力の低下
 ・食欲異常
 ・無関心
 ・攻撃性の増加



気管虚脱(きかんきょだつ)

気管が扁平につぶれて呼吸がしづらくなり、慢性的な咳をします。
そのため激しい運動を嫌がるようになります。

原因は遺伝や老化、肥満などではないかといわれています。
運動後や興奮して吠えた後、食餌や水を飲んだ後に、ガーガー、ゲーゲーという乾いた咳を継続的にしていたら危険。

症状が進むにつれ、発作の時間が長引き、苦痛が続きます。
暑い日にはとくに発作が起こりやすく、呼吸困難になって発熱すると熱射病と同じ状態になり、急死することもあります。

軽症のうちに獣医師の診察を受け、治療法の相談をしましょう。

〜4つの予防方法があります〜

 ・暑さに気をつける
 ・興奮させない
 ・体重をコントロールする
 ・首輪よりハーネスをつける



角膜炎(かくまくえん)

黒目をおおっている角膜jが炎症を起こした状態。
目に入った異物を取ろうと目をこすったり、ものにぶつかったりケンカをしたりしてできた傷、目に入ったシャンプー剤などの薬品の刺激、最近はウィルスによる感染症などの原因が考えられます。

軽症のうちは構成物質や外用薬で治します。
常にチワワの顔をのぞきこんで、目に異常がないかチェックしてあげましょう。
知らずに放っておいて重傷になると手術が必要になる場合もあるので要注意。

〜毎日のお手入れで目もチェック!〜

 ・目をこすっていないか
 ・目に異物や毛が入っていないか
 ・目に傷が付いていないか
 ・涙や目やにがひどくないか
 ・目が白く濁ったり赤くなったりしてないか



膝骸骨脱臼(しつがいこつだっきゅう)

小型犬によく見られる、膝のお皿の骨(膝骸骨)が正常な位置からずれてしまう病気で、痛みや腫れをともないます。

交通事故や転落事故による強い衝撃が原因となって起こることも多いのですが先天的な場合もあります。

チワワでの脱臼はほとんどが、膝蓋骨が内側にずれ、膝から下が内側に向いた状態のまま足をひきずります。
そのまま放っておくと足が曲がってしまい、O脚になることも。

治療としては手術が必要です。
脱臼した骨を元に戻し、膝蓋骨がなめらかに動くように治します。
先天性の場合は、繁殖させないことです。
また、滑りやすい硬い床には敷物を敷くなどの生活環境の工夫が必要です。



僧帽弁閉鎖不全症(そうぼうべんへいさふぜんしょう)

僧帽弁は心臓にあり、開いたり閉じたりして血液の逆流を防ぐ役割をしています。
この弁が変形したり、つなぎの部分が切れたりして、閉じなくなった状態が僧帽弁閉鎖不全症です。
年齢が高くなると起きやすくなります。

血液の逆流がひどくなると、全身におくられる血液量が減るため、すぐに息切れするようになります。
また、僧帽弁が閉じない状態が続くと、肺に水がたまる肺水腫を起こしゼーゼーと苦しそうな咳をするようになります。
咳は夜から朝にかけてひどくなり、心臓にかなりの負担をかけ、体力を消耗させます。

薬を飲ませる治療法もありますが、あくまで対処法であり、根本的な改善にはあまりつながりません。
この病気にかかってしまったら、ケージ飼いにして運動を控えさせるなど、できるだけ心臓に負担をかけないようにしましょう。



「へそヘルニア」 と 「そけいヘルニア」

犬がヘルニアになりやすいのは、おへそ、足の付け根(そけい部)、肛門のまわり(会陰部)などです。

おへそは、胎児が母親から栄養や酸素をもらう生命線の「へその緒」を切断したあとで、筋肉も皮下組織もなく、皮一枚で腹腔とつながる、お腹でいちばん弱いところ。

その「すきま」が生まれつき大きかったり、成長するにつれて広がったりすると脂肪組織や大網(だいもう=腸全体をつつむ脂肪の膜の一種)、さらに小腸の一部が「脱出」するおそれがあります。
(よく人間の赤ちゃんで泣きすぎて出べそになったりするのと同じ)。
ただの「でべそ」と思わずにきちんと受診しましょう。 

また、足の付け根(そけい部)は腹壁をつらぬいて、動脈や静脈、神経などが足のほうにのびる部位。
その「すきま」が生まれつき大きいと、腹圧が強くなったときに腸管の一部などが「脱出」するおそれがあります。

「すきま」が小さければ、脂肪組織の一部がわずかに脱出する程度。
また、大きければ腸管の一部(まれに膀胱が反転して脱出する場合もある)が自由に「出入り」してそれほど大問題にならないことが多いです。

困るのが、たとえば、腸管の太さぐらいの「すきま」が開いている場合。
いったん、「脱出」した腸管の一部が戻ることができなくなり、鬱血して腫れてしまいます。

そうなれば腸管内の流れがストップし、嘔吐、食欲不振、発熱など、腸閉塞同様の症状が出てきます。

そのまま半日〜一日放置すれば、腸管が壊死して、くさり、腹膜炎をおこして命にかかわることも(脂肪組織にも血管があるため、同様の事態になることもある)。
 おへそや足の付け根付近に異常なしこりや膨らみが見つかったら、動物病院でくわしく検査を受けましょう。

おへそや足の付け根(そけい部)周辺のヘルニアの多くは生まれついて、その部位の「すきま」が普通以上に大きい犬が、成長の過程でその「すきま」がさらに広がったり、急に腹圧が強くなったりすることをきっかけになりやすいのです。

腸管が詰まらなくても、大切な臓器が薄い皮膚の下にあれば、何かの事故や動物同士のケンカなどで、傷を受けるおそれもあります。
早めの治療が大切です。



高齢期の犬にめだつ 「会陰ヘルニア」

一方、肛門のまわり(会陰部)の「会陰ヘルニア」の場合、高齢期の犬、とくに雄犬になりやすいです。

肛門のまわりは肛門括約筋や内閉鎖筋、尾上筋、肛門挙筋など筋肉が取りまいいますがちょうどその奥(頭側)が骨盤腔にあたり、元々「すきま」が大きいのです。
それが、老齢化とともに各筋肉がおとろえ、細く、薄くなってきます。

さらに問題なのは、「会陰ヘルニア」に苦しむ犬には、単に高齢期だけでなく、以前から心臓や呼吸器系が悪くてはげしく咳こんだり、内臓に腫瘍ができていたり、肥満や前立腺肥大などの病気で普通以上に筋肉のおとろえた会陰部に腹圧が強くかかり、周囲の脂肪、直腸、ときには膀胱までが「脱出」したりすることです。

「会陰ヘルニア」は雄犬に多く、男性ホルモンの関与も考えられるので、治療の際、ほとんどの場合、同時に去勢手術もおこないます。

会陰ヘルニアの多くは左・右に起こり得ますが、片側性の場合は右側のケースが多いです。
それはお腹の右側にある最大の臓器・肝臓の影響が大きいと考えられます。

犬は、以上のように「外ヘルニア」が多く、ネコに多い「横隔膜ヘルニア」などの「内ヘルニア」は少ないです。
しかし時には横隔膜のなかを通る食道の通り道が生まれつき広い犬が、食道と胃の結合部(噴門)や胃の上端部がその「すきま」に「脱出」する「食道裂孔ヘルニア」になることもあります。 



てんかん発作

突然つっぱったようになり倒れます。
意識がなくなり、口から泡をふき出します。 
尿や便が出てしまうこともあります。
通常30秒以内でおさまります。

発作は一度だけで終わることがほとんどですが、何度も連続してくりかえされる場合は、命にかかわることもあります。
できるだけ早く病院へ連れていきましょう。

原因として考えられるのは脳炎、脳腫瘍など脳自身の問題と低血糖、低カルシウム症、低酸素症、高カルシウム血症、ストレスなどがあげられます。
しかし原因が分からない場合も多く、一概には言えません。


〜検査方法と治療〜

てんかんそのものを治すというより、その他の病気を全部除外することで行います。
一般身体検査、血液検査、レントゲン検査、超音波検査、CT検査などで調べても
病名がつかない場合は、てんかんの可能性があります。 

脳波検査は重要な情報を与えてくれることもあります。
また、心臓機能不全(発作)によってもてんかん様の症状を示しますので区別が獣医師によって必要です。

膨大な数ある抗てんかん薬の中から有効に発作を抑えてくれる薬を気長に探します。


〜治る可能性〜 

本来のてんかんは完治率0%だとか…。
後天性のてんかんは、その元の病気によりまちまちです。


〜予防方法〜

先天性のてんかんはありません。
後天的なてんかんは、その元となってる病気に対する予防を心がけましょう。

発作を起こした時は、びっくりして気が動転しがちですが、決して犬を無理におさえたりしてはいけません。
慌てずに、犬が発作で動き回ってケガをしないよう周囲に気を配り、
様子を見守りましょう。






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