病名 |
症状 |
予防方法 |
犬ジステンパー |
発熱、咳、鼻汁、呼吸困難、下痢、血便、脱水症状などが続く。進行すると痙攣などの神経症状が出て死亡してしまう。 |
生ワクチンを接種。伝染病の予防接種は通常生後50日〜60日で1回目、90日過ぎに2回目、その後は年1回。 |
犬伝染性肝炎 |
発熱、食欲低下、下痢、嘔吐、腹痛など。他のウイルス伝染病との合併や子犬に多い劇症型では死亡。 |
生ワクチン接種。犬ジステンパー(D)と犬伝染病肝炎(H)の2種混合ワクチン(DH)が普及している。 |
犬パルボウイルス感染症 |
腸炎型は激しい嘔吐、下痢や血便、脱水症状など。心筋炎型は呼吸困難を起こす。いずれも死亡率が高い。 |
年に2回単独でパルボウイルス不活化ワクチンを接種すると安心。他の犬の排泄物をなめさせない様に。 |
犬レプトスピラ症 |
ひどい嘔吐や下痢が続き、悪化すると下痢に血が混じり、腎不全から尿毒症を起こして死に至る。 |
犬ジステンバーと犬伝染性肝炎のワクチンにレプトスピラ不活化ワクチン(L)を混ぜたDHL」などを接種。 |
ケンネルコフ |
頑固な咳がいつまでも続き、鼻汁を垂らして体力も急激に消耗し、子犬などは死亡してしまう事もある。 |
犬アデノウイルス(U)型感染症ワクチンを接種。犬舎や犬の歩き回る場所を清潔に保つ。 |
狂犬病 |
中枢神経に作用し全身の感覚を麻痺させる。ふらふら歩き、よだれを垂らし噛みつく。100%死亡する怖い病気。 |
毎年春に1回予防接種。各地区の関係機関による集団予防接種が実施されている。 |
フィラリア病 |
咳、血尿、貧血、腹水がたまるなど様々。血の流れが悪くなり、心臓を始めほとんどの内臓が侵される。 |
初めての夏を迎える子犬を除き、血液検査後予防薬を飲む。蚊が媒介する病気なので蚊を防ぐ事が大切。 |